画像を入れる

HTML文書の中には画像を入れることができます。 画像の挿入を表わすタグは IMG です。 挿入する画像ファイルを SRC パラメータで示します。 例えば、<img src="hehe.gif"> と書くと、 のようになります。なお、</IMG> という終了の タグは必要ありません。また、SRC の引数は HREF と同様に 同じディレクトリにある場合にはそのファイル名を、 同じサーバにある場合にはそのファイルへのパスを、 あるいは URL を記述します。

ALIGN パラメータを使うと、ある程度画像の位置を 指定することもできます。

のように行の上の線にそろえたり、 (ここでは <img src="hehe.gif" align="top"> と書いてあります。)

この例のようにコラムの右端に置いたりできます。
(これは <img src="hehe.gif" align="right"> と書きました。)



画像ファイルの作成

HTML文書に入れることのできる画像は、ファイル形式が JPEG または GIF のものだけです。JPEG は写真や3DCG の ような色が滑らかに変化するもの、GIFはお絵描きのような 色数の少ないものに適しています。

お絵描きで画像を作るには、[スタート]メニューから [プログラム]->[アクセサリ]->[ペイント]を 選び、マウスをガチャガチャやって絵を描き、 適当な場所(例えば C:\html) に、適当な名前(例えば hehe.bmp) で保存します。
あるいは、エクスプローラで [ファイル]->[新規作成]-> [ビットマップイメージ]を作り、適当な名前をつけてから そのファイルをダブルクリックしてもいいかもしれません。

次に、ビットマップファイルを GIF 形式のファイルに変換します。 98年入学生の大学推奨パソコンの場合には、[スタート]-> [プログラム]->[Addition] に Irafan View というのがあるらしいです。 無ければ、WS_FTP で 情報科学FTPサーバから iview268.zip を取ってきて ください。unzip で解凍できますので、Mikatype をインストールした 手順を参考にして、適当な名前のディレクトリにインストールしてください。

I_view32.exe を起動して、さっき作った bmp ファイルを読み取り、 GIF形式で Save しましょう。

前回までに作った first.html の 中に

<html>
<head>
<title>My First HTML</title>
</head>
<body>
<h1>初めてのHTML文書</h1>
<h2>情報科学コース1年 誰野誰男</h2>
これは、私の書いた初めてのHTML文書です。
<p>
そして、これが私の似顔絵です。
<p> <img src="hehe.gif">
</body>
</html>
のように書き加えてみましょう。

自分のパソコン上のファイルを開いて、画像が入ることを確かめましょう。

画像ファイル(.gif) をサーバに Binary で転送します。また、書き改めた first.html を ASCII でサーバに転送します。サーバの文書を開いて 同じように画像が入っていることを確かめなさい。



デジカメを使って写真を入れたり、 プリントされた写真であればスキャナを使ったりということも できますが、この授業では取り扱わないことにします。