TeX のインストール

TeX は、数学者の考え出した本の印刷のための「組み版作成用言語」です。 HTML と同じように、文字を大きくしたり見出しを作ったりするのに、 特別の書き方 (Mark-Up) を使います。

準備: ghostscript/gsview のインストール

  1. エクスプローラを使って、c:\work というディレクトリを作成します。
  2. WS_FTP で 情報科学科の anonymous FTP に入ります。
    ローカルディレクトリを \work に変更します。
    lha.exe と unzip.exe を binary で転送します。
    リモートディレクトリを Alladin-Ghostscript に変更します。
    全てのファイルを binary で 転送します。
    転送が終了したら exit してください。
  3. MS-DOS を起動し、cd \work します。
  4. gsviewのインストールを行います。MS-DOSで次のコマンドを実行します。
    unzip gsv24w32.zip
    setup
    セットアップでいくつかの質問が出ます。ghostscript のバージョンが 5.10 でなく 5.03であることに注意する以外は デフォルトの設定パラメータを使えばよいはずです。
  5. MS-DOS で cd \gstools してから、
    \work\lha x \work\gs503j1.lzh
    を実行します。
  6. メモ帳かワードパッドで autoexec.bat を開きます。最後に
    set GS_LIB=c:/gstools/gs5.03;c:/gstools/gs5.03/kanji;c:/gstools/gs5.03/fonts
    
    を追加して保存し、Windows を再起動します。
  7. スタートメニュー -> プログラム -> GS Tools より GSview を起動します。 いくつか質問メッセージが出てきます。 ghostscript のバージョンは 5.03 ですので、その設定を忘れないように すれば、あとは default で OK です。
  8. 一旦 GSview を終了してください。
  9. エクスプローラで c:\gstools\gs5.03 を開き、 Tiger.ps をダブルクリックしてみてください。正常にインストールができていれば、 虎の絵が GSview のウィンドウの中に現れるはずです。
  10. 同じように c:\gstools\gs5.03\kanji にある article9.ps を表示してみましょう。こちらは「憲法第9条」です。
  11. unzip と lha はよく使うので、PATH の通ったディレクトリに移しておくと便利です。
  12. インストールが終了すれば c:\work はディレクトリごと削除して構いません。
途中でうまくいかないのに先へ進むと、いくらやってもインストールが完了しなく なります。一度 c:\gstools を消してしまってからやりなおしても構いません。
以上で、TeX(dvips) からできる ps ファイルを表示するツールのインストールが できました。ほんちゃんの TeX のインストールはまた次回にしましょう。
以上のインストールの手順は 東京理科大学の松田さんの文書を参考にしました。(ほとんどまんま)

pTeX のインストール

次回と思ったのですが、急遽追加。
  1. 情報科学科 FTP に接続し、ローカルディレクトリを c:\work に、 リモートディレクトリを pTeX にします。
  2. 全てのファイルを binary で転送します。
  3. とりあえず readme.txt を読んで、エクスプローラから setup.exe を実行します。
  4. セットアップには少し時間がかかります。完了後、指示に従って再起動します。
  5. 附属している文書を読んでおきましょう。
TeX の使い方は次回以降になります。