Cyclic Redundancy Check

• 送信するデータを高次の多項式とみなす。
  例: 'A' = 01000001 -> x⁶ + 1

  生成多項式 (Checking Polynomial) P(x) で割りその余り(BCC: Block Check Character)を CRC とする。

  CRC 生成多項式の例
  CRC-12 ... P(x) = x¹² + x¹¹ + x³ + x² + x + 1
  CRC-16 ... P(x) = x¹⁶ + x¹⁵ + x² + 1
  CRC-CCITT ... P(x) = x¹⁶ + x¹² + x⁵ + 1

1. 入力データをメッセージ多項式 M(x) と変形する。
2. 生成多項式 P(x) の最高次項 x^k と M(x) をかけて x^kM(x)とする。
3. x^kM(x) を P(x) で割る。
4. この余りが CRC 符号となる。但し、以上での演算には modulo 2 という演算を使う。
   0 + 0 = 0, 1 + 0 = 1, 0 - 1 = 1
   0 + 1 = 1, 1 + 1 = 0, 1 - 0 = 1

1. 受信データは CRC 符号付きデータである。これを生成多項式 P(x) で割り、その 余りが 0 であれば正常。余りが出ればエラー。