おもしろいことをみつけよう

by 菊地時夫 — last modified 2009-05-27 08:39

大学生活を有意義に過ごすために

大学には

  • 教員の数だけ
  • おもしろいことがいっぱいある

教育か研究か

  • 大学は「教育と研究」をやるところ
  • 高等教育を支えるのに必要な研究活動

実は

  • 大学教員は、研究の方が好き
  • 研究が面白くて、大学に残り(大学院に進学し)
  • 給料が安くても、研究職を求め(ポスドク)
  • 結局、大学の先生になった(教育やりたかったわけでも)

だから、

  • 大学の教員にとっては、研究 命(いのち)
  • 教育は、、、
  • まぁ、でも、おもしろいことを一緒にやってくれたり
  • 辞めた後もやってくれる人(後継者)がいたりするとうれしい

普通に就職する人のことは?

  • 「研究」には、ひととおり、「仕事の全て」があるから
    • 研究計画をたて、(予算を要求し)必要な資材を調達(購入)する
    • 実験データの整理や理論計算やあれこれ
    • 研究成果を発表し、論文にまとめる
  • 「研究」を通じて仕事の仕方とか、技術とか、身につけてほしい
    • 卒業研究 -> 卒業論文

教員の数

  • 理学科
    • 数学 12, 物理科学 10, 生物科学 9, 地球科学 8
  • 応用理学科
    • 情報科学 11, 応用化学(化学)10, 海洋生命・分子工学 8, 災害科学 9
  • 附属施設
    • 地震観測所 1, 水熱化学実験所 3

高校までにとらわれない

  • 「得意科目」からはずれるように見えても
  • おもしろさは別の次元
  • ときには、推理小説を後ろから読むことも

数学と物理と情報の世界

  • 数学
    • 空間は、連続・無限(だけじゃないけど)
  • 物理
    • 物質は粒子の集まり
    • 粒子の位置(と運動量)は確率的
  • 情報
    • 情報はビットの集まり
    • 離散的・有限

基礎と応用の関係

  • 「情報」の基礎は「数学」
  • 計算機を使って「証明」する数学の問題(四色問題とか)
  • この場合、「情報」は基礎
  • 「理学」と「応用理学」を分けるのは、あまり意味が無い

おもしろそうに見えない?

  • やってみるとおもしろいこともある
  • やってみないとわからない
  • 時には、「修行の意味は成ってわかる」かもしれない。

おもしろいことを見つけよう