表示

濃淡表示

濃度階調変換

入力値を x, 表示のための出力値を y とする。

線形変換

y = (ymax - ymin)/(xmax - xmin)・(x - xmin) + ymin

区分線形変換

x1, x2, ... xN を y1, y2, ... yN に対応させ、その間を直線で補間する。
y = (yi - yi-1)/(xi - xi-1)・(x - xi-1) + yi-1

三角波変換

変換関数は必ずしも単調関数である必要はない。三角波形の関数を使うこともできる。

連続関数による変換

y = x2, y = x1/2
y = x1/γ
など。

局所的濃度変換

注目する画素 xiを中心とした局所領域を考え、 その領域の画素の濃度の平均値を <xi>, 標準偏差を si, 画像全体の濃度の平均値を <x> とする
yi = Gi(xi - <xi>) + β<xi> + γ
但し、Gi = α<x>/si
α: 局所ゲイン係数(0 < α < 1)
β, γ: 出力の濃度分布を調整する定数

統計量変換

平均・偏差を調製する。
y = (sy/sx)(x - <x>) + <y>

ヒストグラム平坦化

色空間への変換

シュードカラー表示(白黒からカラーへ)
フォールスカラー合成(異なるスペクトルの画像を R,G,B に割り当てる)
HSV変換または(YCbCr)を用いて解像度を落とさずにフォールスカラー合成をおこなう。

画像の疑似濃淡表現

これは、PGM画像を使って以下のようなコマンドで 作成している。
% ppmquant -map 2.pgm johoto.pgm | ppmtogif > joho_2.gif
  % ppmquant -fs -map 2.pgm johoto.pgm | ppmtogif > joho_2.gif
最初が、単純な2階調の場合で、次が Floyd-Steinberg 誤差拡散法による 疑似濃淡表現を行う場合である。また、2.pgm には、濃淡マッピングに使用する輝度を PGM 形式のファイルで作成 してある。

限定色表示