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現在位置: ホーム 授業 自然科学概論 衛星画像の輝度温度

衛星画像の輝度温度

衛星が観測するのは

  • 輝度温度
  • これを表示するには
  • データである画像と
  • 較正値 (Calibration data) が必要

較正表

  • 画像=データ
  • 0 〜 255 の数値 (オリジナルは 0 〜 1023)
  • 保存書庫 -> 換算表
  • ダウンロードした CAL データを見てみる
  • gunzip MT1R......CAL.dat.gz -> gz が取れる (cat/more で読める)
  • ./calview MT1R......CAL.dat -> グラフ表示

画像をデータとして扱う

  • 画像の元になっているのは、赤外線で見たときの温度
  • 画素の値 -> 温度の換算表 -> CAL
  • GAME データを取ってきて利用
  • GAMECAL
  • 同じ日、同じ時刻の IR1 と CAL を保存 (作業ディレクトリに) 例:
       http://weather.is.kochi-u.ac.jp/sat/CAL/2010/Jul/MT1R10071203CAL.dat.gz
       http://weather.is.kochi-u.ac.jp/sat/GAME/2010/Jul/IR1/MT1R10071203IR1.pgm.gz
    

解凍

  • gunzip で解凍:
       gunzip MT1R10071203*.gz
    

グラフ表示プログラム

  • gameview を準備してあるので、:
       ./gameview MT1R10071203IR1.pgm
    
  • で、表示 (10度K おきの等高線で表示されるはず)

グラフ表示/上級編

  • GAME データは 北緯70度から南緯20度、東経70度から東経160度の広範囲なので、切り出して拡大表示したい。
  • --top --bottom --left --right で範囲を指定できる。
  • 例 北緯40度から20度 東経120度から140度の場合
  • ./gameview --top 40 --bottom 20 --left 120 --right 140 MT1R10071203IR1.pgm

さらに

  • 等高線(等温線)の間隔を 5K おきにしたいときは
  • --interval 5 で指定する
  • ./gameview --top 40 --bottom 20 --left 120 --right 140 --interval 5 MT1R10071203IR1.pgm
  • IR2, IR3, IR4 の表示も可能 VIS は0-255の数値をそのまま使用
  • 出力画像ファイルを --outfile example.png で指定すると画像ファイルで保存 (拡張子は .png にしておくこと)
  • 緯度経度決定のために、参考画像
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